高気密高断熱住宅なら「虫が入って来ない」のはホント⁉️
「聞いたんだけど…高気密高断熱住宅って、家の中に虫が入って来ないらしいね〜❗️」
さて、近年になり【高気密高断熱】仕様の住宅が増えてきました。弊社でも同様なのですが、文字通り断熱・気密性が高い住宅となります。少ないエネルギーで、夏は涼しく、冬は暖かい暮らしが出来るのです。特に【気密性】が高くなると、住宅の【隙間が非常に少ない】ので、冷暖房効率に ”ムラ” がなくなり、家中どこに居ても室温には大きな差がありません。
室内と屋外での【熱】の出入りが、ほとんどない住宅になるんです。
隙間が少ないので、省エネで快適な生活が送れるのですが…【虫】は入って来ないのでしょうか?気密性が高いので「隙間が少ない住宅」だと聞くと、何だか期待しちゃいませんか?それなら虫も入らない家なんじゃないかと…。周りに ”自然” が多い敷地だと、気になるかも知れませんね⁉️
答えは、高気密高断熱 "ではない" 住宅と比べれば【虫が入りにくい】…となります。
残念ながら、"虫が全く入って来ない" というのは困難ですね〜?何故なら、まず「人の出入り」が住宅には必ずありますので…玄関や掃き出し窓を "開け閉めしている時" に、虫が侵入する可能性が充分にあります。素早い動きをする虫もいるので、これを完全に防ぐのは簡単ではないでしょう。
また、サッシの形状によるところもあるんですよ?前述の「掃き出し窓」などの多くは【引違い】になっていると思いますが、サッシを完全に閉めた状態でも...その構造上どうしても隙間が残ってしまうのです。2枚のガラス窓が ”引き違う” 為には、少しの【隙間】が必要です。それが無いと、スムーズに開け閉めする事が出来ません。
そして、引き違い窓はレール上を「戸車」で動いているので、そこにも【隙間】があります。
勿論、そんな隙間を少しでも解消する為の ”工夫” は なされてますが、それでも体が小さかったり平たい虫は、室内に入って来る可能性があるんですよね⁉️
しかし...完全に虫の侵入を防ぐ事は無理でも、出来るだけ入って来ないようにするには、サッシの種類を限定してみる方法があります。それは【押し出し窓】とか【滑り出し窓】と呼ばれるサッシなんですよ。例えば冷蔵庫の扉って、部屋のドアみたいな感じで開け閉めしますが...「ピタッ❗️」と、"隙間なく閉じる" ことが出来るでしょう?あんな感じで、閉じる形状のサッシです。
そういった形状のサッシのみを選択すれば、かなり虫の侵入を防ぐ事が出来ます。(^_^)/
ただし【網戸】の状態にすれば、入って来る可能性が高くなりますよ?虫が増える季節には、窓を開けないようにする事が最良の方法なんですね~。こればかりは仕方ありません。家の周りが田畑だったり、山が近くにある地域で【虫の侵入を防ぐ】のは、そう簡単ではないんです。
↑ これは弊社モデルハウス【大正ロマン邸】の画像ですが、ご覧のように隣が「山」ですから かなり虫が多い場所なんですよ。サッシを閉め切った状態でも…たま~に、虫が 家の中に入って来ます。何カ所か掃き出しの「引違い窓」を採用しているので、これは仕方ないんですよ。
勿論、入って来たとしても 小虫1匹くらいなんですけどね❓何匹も入る事は、まず ありません。どんなに高気密な住宅を建てても「虫が全く入らない」ようにするのは..."並大抵ではない" のです。
どうしても虫の侵入が気になる施主様には、気密性の高いサッシを使われる方が良いと思います。北欧などからの輸入品もありますが...その ”使い勝手” だけは最初に よく調べておいて下さいね?日本の引違い窓に慣れた人には、もしかすると「違和感」があるかも知れません。
最後に…【人体に害がない住宅】だからこそ「虫」も安心して入って来るのかも?ですよ~⁉️
あなたは まだ、経年劣化の恐れがある断熱材をマイホームに使うのですか⁉️
「高気密高断熱住宅だって言うから、期待してたのに…なぜか最近、冬になると寒いんだよ〜」
今の時代、住宅の「断熱材」には様々な物がありますが、弊社ではカナダ生まれの【アイシネン】という断熱材を使用しています。液状の原液を現場で発泡させる事で無数の気泡ができ、その中に空気を閉じ込めて「エアバリア」を作り、しっかり断熱します。さらに、空気よりも小さな水蒸気(水滴の10万分の1)は、アイシネンを構成する気泡に在る極小の穴を通して ”排出” されてゆき…つまり【呼吸する】断熱材なので、壁の中が結露したりカビが発生する心配はありません。
高温多湿な気候の日本では、湿気を溜め込まない【呼吸する素材】が必要なのです。
※ これは(有)ケイジー断熱さんによる、現場発泡のシーンです。
この断熱材【アイシネン】の優れたところは、最初は「液体」だった原液が約80倍にも膨れ上がるので、どんな小さな「隙間」も埋めてしまう事なんですよ?いくら断熱性が優れていても【隙間】だらけの住宅では、それこそ「すきま風」が吹き込むようになってしまいます。いかに住宅の隙間を "無くしてゆく" のか⁉️これは非常に大切な事なんです。
実は、このアイシネンの断熱性の高さを分かり易くする為に(有)ケイジー断熱さんが、こんな物を作りました。↓ 断熱の性能が解る、デモンストレーションです。
密閉した箱の真ん中に在るのが「アイシネン」ですが、その上の空間に白熱球を設置しています。そして下の空間には、上下それぞれの温度を示す "温度計" が置かれてるんですが...分かりますか?
こちらは上の白熱球を点灯させて ↑ どんどん中の温度を上げています。今は見なくなってきた電球なんですが、点けると「熱い」ですよね~?この熱を利用して、真夏の屋根裏の状態に見立ててるわけなんです。真夏、2階の部屋に行くと暑いでしょう?あれは、屋根材が "太陽の熱" で焼けて、その熱が屋根裏や2階の部屋に "伝わる" からなんですよ。
しかし、そこに【アイシネン】があると…"温度計" をご覧ください。上の数字が箱の上段で、下が下段の温度となっています。↓ まったく違う数字が表示されているのが解るでしょう。
白熱球の熱により上段は56℃を超えてますが、アイシネンを境とした下段は24,3℃となってます。なんと【30℃以上の温度差】があるのです❗️箱の下の空間を2階の部屋として考えると、真夏をいかに快適で涼しく過ごせるのかが分かりますよね?真冬は逆に、温かく過ごせます。(*^^)v
約80倍に発泡して 細かな隙間も埋めますし、この断熱性の高さです❗️こんな断熱材を屋根だけでなく、外気に接する壁や床下にまで吹き付けるのですから、非常に優れた「高気密高断熱住宅」になってしまうのです。そして特筆すべきは、夏冬問わず...家の中すべての空間から【温度の差】が無くなります。エアコンなどで冷暖房している部屋だけが、快適な訳ではありません。
家のどこに行っても温度差のない【温度のバリアフリー】が実現できる、断熱材なのです。
最後に 大切な事なのですが...アイシネンは【経年】による著しい「劣化」がありません。劣化してしまう断熱材では、どんなに断熱性が優れていても ”最初だけ” になってしまうでしょう。委縮してしまったり、劣化による性能の低下で、何年か後には高気密でも高断熱でも「ない」マイホームになってしまっては...困ってしまいますよね⁉️
人体にも安心な断熱材【アイシネン】を、どうか知って下さい。
マイホームに誰もが欲しい、ウッドデッキの落とし穴… (;^_^A
「せっかく憧れのウッドデッキだったのに…これじゃ使えないよー!」に…ご用心。
マイホームをご計画されると、色んな「夢」が出てくると思います。その中に【ウッドデッキ】がある施主様って、多いのではないでしょうか?お天気の良い休日にデッキでブランチとか、仲間が集まってバーベキューとか…パラソルの下で、ゆったり椅子に座って読書なんかも良いですね〜♫
ですから、南側の陽当たりが良い場所にウッドデッキをと、よく希望されます。(*^_^*)
しかし、そのウッドデッキなんですが…いくら南側だと言っても "道路" に面した場所は、あんまり おすすめ出来ません。と言いますのも、デッキで楽しもうとすると道路を通行人が通りますし、車だって走っているのです。"他人の視線" に晒されながら、ゆっくり過ごす事など難しいのではないでしょうか?近所の人なら挨拶も必要になりますよね?落ち着かないと思います。
事実、そのような所に作っておられて、たった1〜2回しかウッドデッキを利用していない家ってあるんです。せっかくのパラソルや洒落たテーブルが、放置されたままになっています。(;^_^A
ウッドデッキを設置するにも【費用】が掛かる事を考えると、何とも勿体ない話でしょう。
そうならない様にするには、出来れば間取りのプランニング段階から"計画"する事が大切だと思うんです。マイホームが完成したら、どんな暮らし方をするのか?したいのか?お庭なども含めてのプランニングが必要なのです。ただし、建て替えでないと庭の使い方って分かりません。まだ生活した事のない土地で、完璧な計画は困難でしょう。でもウッドデッキの "位置"は熟考して下さい。
また、こんな ↓ ウッドデッキの造り方もありますよ〜♫
"目隠し"が付いたウッドデッキですが、実は【バスコート】になっていて…浴室から出入り出来るんです。掃き出し窓のある浴室にすると、こんな楽しい空間が確保できます。真夏になればビール片手に、気持ち良い入浴タイムが過ごせるでしょう。
( 私はアルコールが飲めませんけど…笑 )
また、ウッドデッキが洗濯干し場になったり、使い方は様々あると思います。いずれにしても何に使うのか、どう使うのかを明確にしましょう。何となく「あったら良いな」だけでは、もしかすると無駄になるかも知れません。勿論、設置する場所も目的がないと決まらないでしょう。何となく陽当たりが良いからと造っても "視線" が気になって、最後には "放置してしまう" のだけは回避して下さいね?
そして、ウッドデッキをどんな【木材】で造るのか?これも重要なんです。
(^_^)
具体的な樹種は書きませんが…木材によっては毎年のように手入れ( 塗装 )をしておかないと、数年しか使えない物もあります。かと思うと、例え"手入れなし"でも「100年は大丈夫」と言われている木材もあるんです。何年か後に "造り替え" となるウッドデッキでは家計も大変だと思いますから、簡単に飛びつかないようにしましょう。品質と価格は、どんなものでも "正比例" するものです。
ちなみに、弊社のモデルハウスでは ↑ 別名アイアンウッドと呼ばれる木材を使用しています。その名の通り、めちゃくちゃ硬くて重たい木なんです。オススメですよぉ〜!
(^∇^)
生活に彩りを添えてくれる「ウッドデッキ」も、計画的に設置して下さいね?
そんな木材を使って、家を建てては駄目❗️
どんなに良質な桧を使っていても…強度と耐久性に、大きな問題を抱えた木造住宅があります。
さて、弊社では【先人の知恵】に学ぶ、木造住宅を建築しております。(^_^)
それは机上の計算では出せない (耐久性など) 大切な部分において、膨大な年月が残した「実績」があるからなんですよ?その中でも重視したいのが、まずは地産地消です。"地元の気候"をDNAに刻み込んだ、地元の山の桧を使う。それも、代々きちんと手入れをされた林業者の山に限ります。それが本物の【地産地消】の木造住宅です❗️
そして、大切な事なのは…桧を【乾燥材にする過程】なんです。その方法ですね?
木造住宅に用いる材は乾燥させて使いますが、昔は「自然乾燥」でした。現代では、それを人工的に乾燥させています。それも "120℃" にも達する非常に高い温度にて、短期間での乾燥です。
これに関しては、ある記事がありますので転写させて頂きますね?
↓↓↓
【摂氏120度の高温で短時間の乾燥が主流。高温乾燥によって木材は大きく変化する。木材は無数の細胞から成り立っているので、細胞を接着しているリグニンが溶け出し、木材の中身はカステラのようになる。ノミを入れるとボソっと入ってしまい、強度は半減する。高温人工乾燥は37倍ものスピードで劣化を早め、1000年持つヒノキを20年程の寿命にしてしまう。】
(−_−;)
高温による乾燥材の弊害を憂いています。木の内部がカステラの様になるとありますが、材の表面からでは判らない【内部割れ】という現象も深刻なのです。私は数年前ある大工から、柱を地面に(低い位置から) 落とした途端、真っ二つに割れてしまったと言う話を聞きました。【内部割れ】となってしまった高温乾燥材でしたが…先人の知恵である、柱の "背割り" すらない柱でした。
※ 右側の木材が、外から見ても分からない【内部割れ】を起こしています。
私も人工乾燥材は使用しますが、ただし!最高でも70℃の "中温" での乾燥ですよ?3週間かけて優しく材木を乾燥させてゆくのです。こうすると自然乾燥に非常に近い状態となり【内部割れ】は起こしません。桧が本来持つ良さを損なう心配も要らないのです。 ( ´ ▽ ` )ノ
実は【高温乾燥材の内部割れ】は、木造を扱う業界では誰もが知っている事実なんですよ?ただし近年では "背割り" や、"干割れ" すら知らない建築業者まで現れ…非常に情けない限りです。表面に出る "干割れ" を見れば不安になると思いますが、材木が引き締まった証拠であり「強度は増している」んですよ?
"干割れ" は、高温乾燥材に見られる【内部割れ】とは違って全く問題ありません。
林業者が大切に育てた桧を、より良い乾燥法で使いたいものです。それでこそ、真の【木造住宅】と言えるのではないでしょうか?どうか、孫の代まで住めるマイホームを建てて下さい。地球環境にも優しい、本当の "エコ住宅" ですよ♫
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ええええ❗️何年も前の携帯電話の支払いが原因で…住宅ローンが借りられないのー⁉️
「住宅ローンって、毎月どれくらい支払えば良いのですか⁉️」
「ぜんぜん、わからない…」
時々、こんな ご質問を頂く事があるんです。特に若い方が多いように感じますが…
非常に大切な事だと思うのです。マイホームって誰でもが「いつかは❗️」と胸に抱いている【夢】ですから、いざ「実現させよう」と お考えになると【住宅ローン】を意識されるのでしょう。でも初めてだから、よく分からない…ですよね?
私は このような質問を頂いた時には、こう答えています。 (^_^)
「まず、今 お住いの家賃をベースに考えて下さい。それで現在もしも余裕があれば、家賃より少し高い金額でも毎月の住宅ローンが支払える訳です。家を建てても貯金等は必要でしょうから、今の "家計" の状態を参考にすると良いと思いますよ?あまりギリギリになってしまうのは駄目です。」
実は、毎月の "返済額" から計算して、住宅ローンの「借入れ総額」を出す事も可能なので、そこからマイホームに必要な "予算" を考える事が出来ます。あくまでも目安ですが、参考にはなるでしょう。
また、いざ住宅ローンを利用する時には【過去の信用】を調査されるので、車などのローンを滞納するのは御法度です。あらゆる "クレジット" の支払いを、しっかり済ませるようにして下さいね?何年も遡って調査されるので、忘れていた「滞納や未納」で住宅ローンの【借り入れが出来ない】状態になってしまうと大変です。どう頑張っても過去は消せませんので、要注意なんですよ〜❗️
そして最近になって増えてきたのが…携帯電話の支払いの【滞納】なんです。
携帯の機種変更の時に "現金で購入"していれば別ですが、最近の携帯電話は高いので【分割払い】で購入される方が多いと思います。この場合、毎月の電話料金と一緒に "代金" も分割払いしていますから、滞納すると「過去」を調べた時に発覚してしまうのです。金額の大小は、関係ありません。
とにかく、過去に【きちんと支払いをしていない事実】があった…と、判断をされてしまうのです。
実は、クレジットカードを利用したショッピングや分割払い(ローン)などは、全て【記録】されるシステムが存在します。ですから調べると、本人は何年も前だと思っていても判ってしまいます。
大抵は、支払いをしっかりされてるので問題はないのですが…「ついウッカリ」には気を付けましょう。故意でなくても、ウッカリが "何度もある" と…夢のマイホームの【実現が困難】に、なってしまうかも知れません。
まさか⁉️と思っても、もう間に合わないのです。
「たかが、携帯電話の支払いで❓」と、馬鹿にしていては駄目です。
数千万もの大きな金額を長期に渡って "貸す" のですから、金融機関も真剣に調べてきます。過去の何らかの【支払いに問題】があった人間には、厳しくなるでしょう。"義務" を果たしているのか?これは金融機関にとっては、あなたへの【信頼】を推し量る "物差し" の1つ となるのです。
将来の夢のマイホーム実現のために、毎月の様々な支払い (返済) は しっかりしておきましょう❗️
家の建築に使う木材で、大切なこととは?
「ウチの家はさ?なんてったって桧で建ててるんだし、安心なんだよね〜」
↑
桧なら、本当に大丈夫なの?
実は、ある大工から こんな話を聞きました。その大工は現在は建具の仕事を手掛けているんですが、材木には詳しいんですね。彼が言うには、材木にカンナをかけた際に "ある違い" があると言うんですよ。何が違うのか?
それは、材木の表面の【艶】なのですが…。
機械を使った、いわゆる人工的な乾燥材には艶が無く「パサパサした様な感じ」なんだそうです。しかし【自然に乾燥させた材木】にカンナをかけると、表面に凄く艶が出ると。
「全く違う!」と言います。(*^_^*) 大工さんは、材木を大切に扱ってますからね〜?
やはり、機械を使い【非常に高温な中、短期間で乾燥させた材木】は、水分だけでなく木の大切な成分まで奪い取ってしまうんでしょうね?時間をかけて自然に乾燥させた材木は、木が持つ本来の良さを "損なわない" という事なんだと思います。ここに、私が "乾燥させる方法" に こだわる理由があります。やはり【自然な乾燥】が、一番なんですよね?
しかし、桧の柱を"自然乾燥"させるには2〜3年は かかります。という事は…施主に "3年後" の建築という事で請負契約をして頂き、さらには建築に使う「桧の代金」と「乾燥の費用」を "先に支払って頂く" 事になってしまうんですよ?
実際に建築をする "3年前" に、です。
何故なら、今の時代に自然乾燥させた桧を "大量にストックしている" 材木屋さんは まず在りません。そうなると…どうしても、ご契約を "戴いてから" 桧を乾燥させる事になります。
そこで私が注目したいのは、"70℃までの低めの温度" で乾燥させる技術です。これを【中温乾燥】と呼びます。勿論、機械を使った人工乾燥には違いないのですが、注目すべき点が多いのです。
今の時代、ほとんどが【120℃】という大変な高温で、材木を短期間 (わずか1週間 ) で乾燥させてしまいます。ですから、カンナをかけても艶のない材になってしまって "木材の品質" をも損なってしまう。
↑
さらには、大切な "強度を失う"…恐ろしい【柱の内部割れ】という現象まで、招いてしまいます。高温での急速な乾燥では、いかな桧でも "無理な負担" が掛かってしまうのでしょう。恐ろしいことに材を切ってみないと…この【内部割れ】は判りません。
しかし【70℃以下】の "中温" での乾燥であれば【自然乾燥に限りなく近い状態】が生まれるのです。約1ヶ月と時間は掛かりますが、3年も必要ありません。実際に【中温乾燥】の桧の柱を使うと、大工から「艶が良いなぁ〜!」と言われます。
彼らは、"乾燥温度の違い" が分かるんですね〜?
ただの地産地消だけでは不十分です。乾燥の方法まで考えた木造住宅を建ててこそ、 "本物" と呼べるのでは ないでしょうか?本来の【桧の良さ】を引き出す建築こそが望まれると私は考えます。
あなたは まだ、"高温で乾燥" させた材木、桧で…マイホームを建てるのですか?
怖い 怖い…!